すこしだけ昔話 ～大道芸しかなかった～

今回はすこしだけ昔話を書いてみようと思います。たまにはこういうのもいいかな。

だいたい今から16～17年前の話です。

当時はパフォーマンスを本格的に始めたばかりで、ざっくりと言うとかなり憂鬱な時期でした。

思い返してみても、スキルはそこそこあったように思うのですが、まだ知名度がなかったんですね。だから本番が少なくて、ありあまるエネルギーをぶつける場所がありませんでした。

結果、沸々とたまったエネルギーは全て練習に注ぎ込んでいました。夜中に公園で毎日練習した日々は今でもしっかり覚えています。

大して本番もなく、練習ばかりの毎日。本当によく熱意が無くなることなく続けれていたなと思います。

勘違いされるときがあるのですが、決して自分がプロパフォーマーになれる確信があった訳ではないんです。

むしろ、このままでいいのかな？と眠れない日もあったぐらいです。

それでも続けることができたのは、当時の自分には大道芸しかなかっただけなんです。だから、自信があるとかないとか関係なく、とにかく自分が好きなものを一生懸命に頑張るしかない。たったそれだけでした。

間もなく大道芸人人生は20年に差し掛かろうとしています。あと何年続けられるか分かりませんが、今こそあの頃のように純粋な想いをもって活動に取り組みたい。そんな風に思います。

滋賀県の大道芸人「丸ちぇろ」
滋賀を拠点に各地でステージショーや大道芸をさせていただいております。
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